【駿河屋】あんしん買取を徹底解説！流れ、日数、注意点、トラブル事例を徹底解説

古いゲームやDVDの整理のために、駿河屋の安心買取を3回利用しました（実際にいくらくらいになったかどの体験談のリンクは最後にあります）。

この記事では、実際に利用して分かった手順を整理して解説しています。また、発生したトラブルなども合わせて紹介しています。

駿河屋の買取について

駿河屋って

駿河屋は、ゲーム・古本・DVD・CD・トレカ・フィギュアなどを取り扱うショップです。

通信販売と店舗販売があり、国内１００ヵ所ほどの実店舗を持つ企業です。

通信販売だけでなく、実店舗があるので購入や買取するときの安心材料になるかと思います。

この記事では、駿河屋の「買取」について解説します。

３つの買取方法

駿河屋には３つの買取方法があります。

ある

大切なコレクションを売るのなら、１点１点の価格が分かった方が嬉しいですよね。

以下、「あんしん買取」について、実際にあんしん買取をした経験にもとづいて解説したいと思います。

あんしん買取の特徴

あんしん買取の特徴は以下の通りです。

発送前におおよその買取価格がわかる

あんしん買取では、買取してもらいたい商品を、駿河屋のホームページで登録して仮見積もりをしてもらいます。

仮見積りの結果、提示された商品の買取価格に納得がいかなければ、売る必要はありません。

「この商品は売る」「この商品は売らない」と個別に決定できるので、価格に納得が行かなかった商品だけを買取してもらえます。

ある

「この価格なら、売りたくない」という商品を事前に選別できるのはプラスポイントです。

見積もり3,000円以上で送料無料

見積もり価格が3,000円以上であれば、買取商品の送料が無料になります（ゆうパック着払い）

ただし、１箱あたりの買取価格が1,500円未満だと、料金が請求されることがあるようなので注意が必要です。

１点１点の査定結果がわかる

商品を送った後に、商品を確認しながらの査定が行われます。この査定の価格については１点１点の価格をちゃんと教えてくれます。

また、問題があった場合などはちゃんと報告してくれます。

以下は査定結果のメールの一部です。このような感じで、商品１つ１つについて説明してくれます。

ある

詳しい査定結果をいただけるので、ちゃんと確認してくれているんだなと安心できました

あんしん買取は面倒そう？

仮見積もりはもらえますが、ウェブサイトで商品情報を登録する必要があります。

なので、「かなり面倒なのでは？」と思う方も多いのではないでしょうか。

実際、私も面倒そうだと思いました。

ただ、バーコードをカメラで撮影して登録することができます。

ゲームやDVD、ブルーレイはケースにバーコードがついていたので、これを読み込むだけで登録できるものはかなり楽に登録できました。

ただ、登録されていない商品もあって、こちらは面倒です。

検索しても見つからない場合は、手動入力することになります

ある

最初は頑張って入力したけど、あんしん買取の3回目は、見つからなかったやつはあきらめました

あきらめて、かんたん買取扱いで送ったんだよね。これについては、後で説明します

買取を行うためにまずやること

ここでは、買取を行う前にやってくべきことを解説します。

ユーザ登録

まず、駿河屋にユーザー登録します。

ユーザー登録を行うには、駿河屋のホームページの右上のサインインをクリックます。

Facebook, Google, Appleのアカウントを持っているばあいは、「Facebookでサインイン」「Googleでサインイン」「Appleでサインイン」できます。

持っていない場合、または、アカウントを作りたい場合は、「新規アカウントの作成」でアカウントを作成します。

ある

わたしは、Googleでサインインしました

新規登録フォームが表示されたら、住所・氏名などを登録します。

身元確認情報を登録

次に、マイページメニューから身元証確認・更新をクリックして、免許証などの身分証を登録します。

注意事項が書いてありますので、よく読んでから登録しましょう。

振り込み口座登録

買取用の振込銀行口座を登録します

以上で、買取前のユーザ登録、身分証登録、口座登録は終わりです

「あんしん買取」おすすめ手順

見積もり依頼

あんしん買取の場合、「あんしん買取検索」から売りたい商品を登録していくことになります。

注意点が１つあります。商品登録作業はログインして行うようにすることです。

ある

ログインして登録作業すれば、中断した場合も、これまで登録したものが記録されて残ります

数日に分けて登録していたので、この機能は助かりました

バーコードを使った登録

カメラ付きのスマホやタブレットで安心買取検索にアクセスすると、QRコード読み込みのボタンが表示されます。これをクリックするとカメラがONになって、カメラでQRコードやバーコードを読み込めるようになります。

ある

バーコードが複数ある商品はJANコードのバーコードがわかればそれを、わからない場合はとりあえず読み込んでみます

対応する商品が登録されている場合は、商品のリストが表示されるのでその中から該当商品を選びます。

Bランク商品とか箱無しなどいろいろな商品が登録されているので、バーコードに対応した商品が複数表示されることがあります。

バーコードで見つからない場合

「バーコードを読み込んでも該当商品が出てこない」、「そもそもバーコードが付いていない」場合は、コードがある場合はJAN/ISBN検索、型番がわかる場合は型番検索をしてみます。

それでも出てこない場合は、キーワード検索で商品を探します。

キーワード検索すると、関係ない商品も大量に出てきます。

頑張って、この中から該当商品を選んでください。

キーワード検索でも見つからなければ、「手動入力」です。

必須項目以外はわかればでよいみたいなので、わかる範囲で入力します。

ある

手動入力まで行くと流石に面倒です。見つからなかった商品は、あきらめて、かんたん買取という手もあります。

全ての商品を登録したら、「売却カートを見る」から、申し込み手続きに進みます。

見積もりまでの日数

申し込みから、見積もりが戻ってくるまでは意外と早いです。大体2､3日で返信がメールでやってきます。

ある

申し込み後、2、3日で見積もり結果が戻ってきます

見積もりの注意事項は、有効期限がメールの送信日から５日間以内というところです。実際は、少し余裕はあると思いますが急いで梱包して送りましょう。

ある

私の住む地域からは宅配便で2〜３日かかるので、メールが到着したらすぐに準備するか、あらかじめ程度準備しておくことをおすすめします。

「見積もりだけ」でも大丈夫？

とりあえず、見積もりをして納得が行ったら売却したいという場合があると思います。

駿河屋のWebページには以下のように書かれています

20日経つと自動的にキャンセルになるようです。

また、見積もりメールには以下のように書かれていました。5日間以内に駿河屋に到着しない場合は、再査定となるようです。

とりあえず、価格次第では売りたいという場合は、見積もりだけもらうというの可能です。

あまりやりすぎると、業務の迷惑になるかもしれませんので、とりあえず見積もりだけもらうというのは自己責任でお願いします。

ダンボールの準備

他の業者ではダンボールを送付してくれるところもありますが、駿河屋はダンボールを提供してくれません

ダンボールは自前で用意する必要があります

見積もり結果がでるのを待つ間に、ダンボールを用意します。

ここで注意点が１つあります。

複数個のダンボールを送る場合、ダンボールのサイズに決まりがあります。

ある

３辺合計が100センチ以上のダンボールでなければ送料無料になりません（１箱を除く）

たとえば、３箱送る場合、２箱は３辺合計が100センチ以上でなければなりません。最後の１箱は、荷物が少なければ100センチ以下でもOKです。

見積もりしているので、どれくらいの荷物の量になるか大体わかっているかと思います。それにあったダンボールを用意しましょう。

ある

ちょうどよいサイズの箱が見つからなかったので、私はホームセンターで購入しました。

見積もり後の対応

見積もり結果は、メールできます。

また、同時にマイページの「見積履歴」からも確認できるようになります。

見積履歴で、個別に買取キャンセルできますので、価格が納得いかなかったものはここでキャンセルします。

買取してもらう商品だけ残したら、買取依頼のボタンを押します

買取不可品の選別

マイページの見積履歴について注意時事項があります。

見積もり結果のメールでは買取不可となっている商品ですが、マイページの「見積履歴」では0円となっています。

この場合は、買取不可が正解です。

メールにも、以下のように書かれています

なので、不可品については送付しないようにしなければなりません。

不可品を除外するのは忘れないようにしましょう

ある

実は、マイページを見ながら梱包したので、不可品を結構送ってしまいました

査定結果のメールで、お叱りを受けました。

申込書の印刷

買取商品を選択して申し込みを行うと、申込書の印刷ができるようになります。

これを同梱する必要があるので、印刷しておきます

ある

プリンターがない場合は、コンビニプリントなどを利用すればよいかと思います

試していないですが、手書きでもいけるかもしれません。サンプルはここにあります。

ダンボールへの梱包

次に、梱包です。ダンボールに梱包するときはリストの順番に入れていくのが良いようです。

ただ、スペースの問題もあるので、用意した箱にうまく入るように工夫しましょう。

送付後に査定が行われますが、簡単な拭き取り程度はやっておいた方がよいと思います。

ある

査定する側の立場で考えたら、ホコリがついているよりも綺麗な方が良いですよね。マイナスになることもないかもしれませんが、簡単に拭き掃除くらいはしておいても良いかと思います。

ファミコンカセットの端子などは、下手に掃除して傷つけないように注意しましょう。やりたいなら、接点復活剤などを使いましょう。絶対に研磨剤などは使わないように。

リンク

ある

接触不良で起動しないカセットは、接点復活で結構な確率で治ります。

ダンボールが複数個になる場合は、それぞれの箱に小口番号を書きます。

例えば、３個口の場合は、1/3, 2/3, 3/3と番号と書きます。

このとき、申込書を入れた箱には「○の中に申」も書いておきます。

ある

申込書を入れ忘れないように注意です。

発送

見積もり価格が3,000円を超える場合、ゆうぱっくの着払いで送ることで送料が無料になります。

ゆうパックの準備（ネットでOK）

ゆうパックの伝票は、ネットで作成するのが簡単です。Webゆうパックのページにアクセスして作成してください。

IDを作ってログインすると、ゆうパックラベルを作成するメニューがでます。

ここで、「新しく作る」を選択して伝票を作成します。

出来上がったラベルをカラープリンタでA4に印刷します。これで伝票の準備はOKです。

あとは、ゆうパックの集荷を、Webか電話で行います。

ある

以下の点は注意です

• 発送伝票の品名欄にかならず取引番号を記載
  
• 発送伝票に1個口の場合には1/1　複数個口の場合には1/3・2/3・3/3等の個口数の記載

見積もりしていない商品も同梱可能

送付するダンボールには、見積もりしていない商品も入れることができます。

この場合、それらの商品は「かんたん買取」扱いになります。

ある

自分の場合は、海外DVDなどでバーコードで検索できなかった商品をまとめて入れました。

かんたん買取扱いになるので、全部でいくらしかわからなくなるのが欠点ですが、入れ忘れを一緒に送ることができます。

結果メールが届いた後の対応

買取商品を送って2,3日で、到着メールがきます（土日を挟む場合は少しかかるかも？）

ある

少しまっても到着メールが来ない場合は問い合わせしましょう

5日たっても到着メールがこないことがありました。問い合わせた結果、「到着確認」していただけました。

10日ほどで、査定金額の連絡がきます。ここに買取金額などの最終査定結果が記載されていますので問題なければ、マイページの売却履歴から承諾を行います。

査定結果は、マイページの売却履歴の方が見やすいですので、そちらで確認した方がよいかもしれません。

振り込み

承認後、だいたい１週間以内で振込が完了します

ある

私の場合は、早い時は2日後に振込されていました

買取に要した日数は？

それぞれに要する時間は以下のようになりました。

こちらの梱包、買取商品の配送時間などを含めると、1ヶ月弱くらいの期間がかかると考えれば良いでしょう。

• 見積もり：売却商品をウェブで申請してから見積もりまで２、３日
• 査定：買取商品が駿河屋に到着してから10日程度
• 振り込み：査定結果の承認後７日以内

これより長くかかる場合は問い合わせをした方がよいかもしれません。

まとめ

駿河屋のあんしん買取について解説しました。

駿河屋は実店舗もあるので、安心感が高いです。

また、送った荷物の確認でトラブルがありましたが、対応も丁寧でした。

買取価格は人によって感じ方が違うと思いますが、私自身は満足のいく価格でした。

買取の体験談のリンクはこちらです。興味があれば一読ください

駿河屋のあんしん買取の体験談 （１）| 買取額と売却完了までの流れを紹介

駿河屋のあんしん買取体験談 （２）｜見積もりで買取不可品があった場合の対応

駿河屋のあんしん買取体験談 （３）｜海外版DVD, Blu-rayの買取は可能か？

ある/Aru

ファイナンシャル・プランナー（CFP®）/ 博士（情報工学）

2023年5月に54歳で早期退職。自分の時間ができたのでブログを開設。本職はITエンジニア（専門はデータ分析・機械学習）だが、ファイナンシャル・プランナー（CFP®）資格も保有し活動中。投資歴は20年以上。