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ゲーミングチェアからオフィスチェアに買い替えた理由|アーロンチェア購入

tadanori
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2年前に購入したゲーミングチェアから、オフィスチェア(アーロンチェア)に買い替えしました。この記事は、なぜ買い替えしようと思ったのかと、買い替えた感想(レビュー)などについて書きたいと思います。

これまで使っていたゲーミングチェア

これまで使っていたのはDowinxゲーミングチェア(LS-6668)というモデルでした。これは2年前にテレワーク環境の見直し時に購入したものです。

AKRacingなどの有名メーカーではなく、Dowinxにしたのは生地がファブリック(布地)だったからです。当時、アマゾンで色々しらべていて、ファブリックのゲーミングチェアでそえなりに評価が高かったのが理由です。

なぜ、ファブリックかというと、合皮は長く使っていると加水分解してベタベタになるイメージがあるのと、夏はベタつきそうというイメージがあったからです。

ということで、Dowinxのゲーミングチェアを2年間使用していました。

買い替えを検討した理由

これまで、このゲーミングチェアと、イトーキの袖机をペアで利用していました。

ちなみに、机は高さが天板まで約72cmでした。ゲーミングチェアをこれにあわせて調整すると、高さはMAXにする必要がありました。ただ、高さMAXでも肘当てが低すぎるため、アームレストに肘掛けクッションを追加して利用していました(以下のようなクッションをアームレストの上に取り付けていました)。

これでアームレストが机と同じ高さに調整できたのですが、座面が高すぎて足がキツかったのでフットレストも別途購入しました。

これでなんとか高さは調整できたのですが、ずっと気になっていたことがありました。

それは、座面が深すぎることです。メジャーで測ったところ、座面の深さは54cmくらいありました。これだと膝裏に椅子が当たってしまい、圧迫されて痛くなっていました。

フットレストである程度緩和できていたのですが、なんかしっくりきていませんでした。

また、ゲーミングチェアのランバーサポートは何度調整してもしっくりきませんでした。

やはり高さが気になるということで、最近、机を昇降式デスクに買い替えました。これで袖机の時と比べると随分座りやすくなりました。

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ただ、逆に膝裏の圧迫感が気になり出しました。気になるとどうしょうもなくなって、椅子を買い替えることを決心したわけです。

ある
ある

あと、私は椅子にもたれかかって座るタイプではないことに気づきました。意外と前傾姿勢に近いスタイルです。なので、ゲーミングのようにゆったりもたれかかるタイプの椅子は相性が良くなかったと思います。

a desk with a computer on top of it

買い替え候補

買い替えに際して、オフィスチェアーを色々調べてみました。すると、前傾姿勢に対応したモデルがあることに気づきました。

前傾ができる椅子として有名どころは、オカムラのシルフィー、ハーマンミラーのアーロンチェアです。

試座しないと、自分に合った椅子かどうかわからない」ということで、今回はいろいろなお店を巡って、オフィスチェアを見つけたら座って試してみました。

実際に座ってみると、やはり前傾になるタイプは合うということがわかり、シルフィーアーロンチェアの2つを買い替え候補としました。

この2つ、価格帯が10万と25万と違うのでかなり悩みました。

以下、2つの椅子の特徴です。

オカムラ「シルフィー(Sylphy)」

オカムラの高級オフィスチェアの1つですが、価格帯としては中級モデル(?)です。

シルフィーはカスタムがかなりできて、アームのなし・あり(デザインアーム・アジャストアーム)、背のサイズ(エクストラハイバック、ハイバック、ローバック)、オプション(ハンガー、ランバーサポート)と機能面でのカスタムと、メッシュタイプ・クッションタイプ・色などのカスタムをすることが可能で、好みに合わせてカスタムできます。

共通するのは、

  • バックカーブアジャスト機構:背面のカーブを調整できる機能
  • 座面の奥行き調整:座面の奥行きを50mmの範囲で調整できる機能
  • 前傾リクライニング:前傾ポジションで座ることができる機能

で、この椅子を候補にした理由は上でも書いたように「前傾リクライニング」機能があるからです。座面の奥行きも調整できるので、自分に合わせて座面の深さが調整できることもポイントです。

オカムラの上位にコンテッサ・セコンダなどありますが、前傾リクライニングがついていないので選択からは外れました。

私が買うとすると、背面メッシュ、アジャストアーム付き、エクストラハイバックかハイバックのモデルになります。

色は多すぎて悩ましいです。

上記で見積もると11万~15万くらいに収まりそうな感じでした。

ある
ある

カスタムができすぎて注文がきてからメーカーに発注するらしく、ある店舗では注文して納品まで4〜5週間くらいと言われました。

ハーマンミラー「アーロンチェア リマスタード」

実は、ゲーミングチェアを購入したときから気になっていたのがハーマンミラーのアーロンチェアです。当時は「ゲーミングチェアというものに興味があった」ので、オフィスチェアでなくゲーミングチェアを購入してしまいましたが、もしオフィスチェアを買っていたらこれなっていたと思います。

アーロンチェアはあまりに有名なので知っている人も多いと思いますが一応紹介です。

  • 脊椎全体をサポートするボイスチャーフィットSL
  • フルアジャスタブルアーム
  • シートアングル調整(前傾)機能
  • 8Zペリクルサスペンション(ゾーン毎に異なる張力のメッシュ素材)

価格は、モデルにもよりますが25万円くらいです。なお、こちらはシルフィーほどカスタムパターンはありません。

アーロンチェアはA,B,Cの3サイズあります。身長170cm, 体重62Kgの私の場合、サイズはAまたはBのレンジです。

A,B,CがS,M,Lのように感じますが、かなりの人がAまたはBだと思います。海外のメーカーの製品なので日本人の体型では小さいサイズになると思います。

この製品は、座面奥行きが変更できないのでサイズ選びは重要です。

実際に座ったところ、Bサイズがちょうど良い感じでした。Aサイズでもよさそうでかなり悩んだのですが、Bサイズの方が合っている感じがしました。

ある
ある

サイズ選び大切だと思います。結構高い椅子なので、サイズの確認は必ずした方がよいです。

悩んだ結果「アーロンチェア」に決定

シルフィーとアーロンチェアの2択でかなり悩みました。

最終的には、「一度買うと当分買い替えをしないので、後悔がないようにしたい」「一度はアーロンチェアに座ってみたい」ということでアーロンチェアにしました。

正直、どちらでも満足したと思いますが、シルフィーを買って「やっぱりアーロンチェアにしておけばよかった」となる方が嫌だとおもったのでアーロンチェアにしました。

アーロンチェア(Bサイズ)のレビュー

身長(172cm)・体重(62kg)

座り心地などは、体型が違うとまた違うと思いますので、あくまでも身長172cm, 体重62kgの場合の感想になります。

アーロンチェアの悩ましいところは、日本人に多そうな体型の多くが「サイズAまたはB」というレンジなことです。

サイズAとサイズBって、適当に試座してもあまり差を感じられませんでした。ちゃんと高さなどを調整して座ってみると、違いがわかりますが、どちらもフィットした感じがあってちょっと座ったくらいではどちらが良いかの判断はつかなかったです。

なので、購入は直感を信じてサイズBにしました。

在庫があったので注文して1週間ほどで到着しました。組み立て済みで幅が結構広いので入るかどうか気になりましたが、特に問題なく部屋まで入れることができました。

ある
ある

コロナ禍では、2ヶ月待ちとかが普通だったみたいですが、現在は在庫があるようです。

重さは20kgくらいなので持ち上げるのは少し大変です。部屋までは転がしていけると楽ですが、私の場合は2Fに運んだので、階段は少しキツかったです。

部屋に置いたイメージは以下になります。机は100cmです。椅子の幅は結構あるというのがわかるかと思います。

よかった点

以下よかった点です。

  • 普通に腰掛けると深く腰掛けられる
    ゲーミングチェアでは、深く腰掛けることを意識しないと浅く座りがちでしたが、この椅子の場合は座ると深く腰掛けることができました。座面の深さの違いと、座面の形の違いが大きいと思います(ゲーミングチェアは車の座席みたいな形をしているので腰の部分が少し浮いてしまいます)
  • 膝裏が圧迫されなくなった
    ゲーミングチェアで気になっていた膝裏の圧迫がなくなりました。これは、座った時に膝の裏に指が3本ほど入るくらい空いているからです。座面の奥行きの違いでかなり違うことを実感できました
  • アームレストの自由度が高くなった
    アームレストの位置調整が以前のチェアより楽になりました。可動範囲や自由度が上がったのが大きいと思います。特に、アームレストをかなり後ろに引けるので、椅子を机に近づけることができるようになりました
  • 背もたれが適度に動くのが心地よい
    体重を少しかけると背もたれが軽く後ろに動くように調整しているのですが、これが結構きもち良いです。椅子に座っていても、前後に体を揺らせて、それに座面がついてくるのはかなり快適です。
チェア(横)
座面の先端が少し下がっているので膝裏を圧迫しにくい

とりあえず、「腰への負担」がかなり減った感じがします。

これまでは、立ち上がった時に、腰への負担が感じられてましたが、アーロンチェアだと立ち上がった時に腰がかなり楽です。

ある
ある

座りっぱなしの時ではなく、立ち上がったときに一番違いに気づきました。

悪かった点

以下、気になる点です

  • メッシュは思ったより硬い
    メッシュは硬いと聞いていましたが、予想以上に硬いです。お尻が少し痛くなる感じがします。これについては、試座では気づけませんでした。長時間使ってみないとわからない部分です。そのうち慣れそうな感じもありますし、慣れなければ何か薄手のクッションを用意すれば良いかなと考えています。
  • ランバーサポートの調整がむずい
    最初、ランバーサポートを調整して「グイッ」って押されるくらいにしたのですが、長時間座ると背中の押し具合がきつい感じです。ゆるくするとサポートされている感じがせず、ちょうどよいセッティングに苦戦しています。

気になるのは上記の2つくらいであとは特にないです。

総評

使ってみた感想としては「腰痛対策」にはすごく良さそうということです。とりあえず、もっと早く買っておけばよかったと後悔しています。

デスクワークをする場合は、机と椅子はフィッティングして自分にあったものにした方が何倍も快適だと思います。

デスクは昇降式デスクを買っておけば、高さは結構自由にな理ますが、最低高は要チェックです。71cm~などという商品もありますので、昇降幅については確認しましょう。

椅子は、絶対に座ってみてから購入することをおすすめします。座り方などを含め「自分にあった椅子」を見つけるが重要です。レビューで良いとかかれていても、自分には合わないというパターンもあるかと思います。通販で購入する場合も、近所でためしてみてから購入することをおすすめします。

これまで、キーボード、モニタ、マウスなどのUI(ユーザーインタフェース)には気をつかっていましたが、机や椅子についてはそこまで気にしていませんでした。実際に机と椅子を買い替えてみて感じたのは、快適なPC環境には椅子も欠かせないというとです。

まとめ

以上、椅子をアーロンチェアに買い替えた話を記事にしました。とりあえず1週間くらいつかっていますが、また1ヶ月くらい使ってから感想を追記したいと思います。

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ある/Aru
ある/Aru
ファイナンシャル・プランナー(CFP®)/ 博士(情報工学)
2023年5月に54歳で早期退職。自分の時間ができたのでブログを開設。本職はITエンジニア(専門はデータ分析・機械学習)だが、ファイナンシャル・プランナー(CFP®)資格も保有し活動中。投資歴は20年以上。
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