独学で学ぶFP2級|不動産(2)
tadanori
Aruの雑記(Aruaru0)
法令などは常に変化しています。当然、CFP®資格保有者でも、定期的な知識の更新が必要です。基本的には2級レベルの知識があれば十分なので、自身の再学習がてらFP2級の内容をブログ記事にすることにしました。記事には、独自の試験対策コメントも入れていますので参考にしてください。
FP2級試験範囲を順に進めていきます。この記事では以下を取り上げます。
税額控除は、課税総所得金額に税率を乗じて算出した所得税額から差し引くことができる控除です
税額控除としては、配当控除、住宅ローン控除、外国税額控除などが多数が存在。
ここでは、配当控除と住宅ローン控除について解説します
試験対策としては、税額控除は所得控除と違って所得税額から直接控除されることです。一方、所得控除は税額計算前の所得から控除されrます。
配当控除は、配当所得があるときに一定の方法で計算した金額の控除を受けることができる税額控除
配当控除の計算式
試験対策としては、1,000万円までは10%、超えた分は5%と覚えておけば良いでしょう
住宅ローン控除は、個人が住宅ローンを利用して一定の要件を満たす住宅を取得した場合、増改築した場合に受けることができる税額控除
住宅ローン控除額 = 住宅借入金等の年末時点の残高 × 控除率
※所得税額から控除できなかった場合は、翌年度の住民税から控除できる
入居年が2023年
減税期間 | 借入限度額 | 最大総控除額 | 控除率 | |
一般住宅 | 13年 | 3,000万円 | 273万円 | 0.7% |
省エネ住宅 | 4,000万円 | 364万円 | ||
ゼロ・エネルギー・ハウス | 4,500万円 | 410万円 | ||
認定優良住宅 | 5,000万円 | 455万円 |
入居年が2024年・2025年
一般住宅は対象外となります。また、全体的に最大控除額は少なくなります。
※2023年末までに建築確認できる場合は、一般住宅も2,000万円を限度額として適用されます
減税期間 | 借入限度額 | 最大控除額 | 控除率 | |
省エネ住宅 | 13年 | 3,000万円 | 273万円 | 0.7% |
ゼロ・エネルギー・ハウス | 3,500万円 | 319万円 | ||
認定優良住宅 | 4,500万円 | 410万円 |
住宅ローン控除については、頻繁に変更が行われています。最新の情報をチェックするようにしましょう