ブログの初期費用・年間費用を解説|初めてのブログ開設にはいくらかかる?
「ブログを初めてみたいけど、費用はどれくらいかかる?」と考えいる方は多いと思います。この記事では、2023年7月からブログ運営を開始した私が払った初期費用と、年間費用を紹介します
- 無料と有料のサーバーの違いが知りたい
- ブログを始めたいが、いくらくらいかかるか知りたい
- 実際に運用を開始した人が払った費用を知りたい
ブログ開設のススメ
私自身は、2023年5月末で早期退職して、2023年7月からブログを開設しました。
私がブログの開設をおすすめするのは、以下のような方です。
- 趣味や特技と共有したい
- 退職して暇になったので何かしたい
- 副業として何か初めてみたい
趣味や特技と共有したい
ブログを開設することで、趣味や特技について発信することができるようになります。
もし、熱心に取り組んでいる趣味があるのなら、ブログを通じてその内容を共有すべきです。
例えば、料理が好きなら、自分の考えたレシピやコツをブログで発信することで、共通の趣味を持つ人と繋がることができるかもしれません。
同様に、ガーデニング、旅行、写真撮影、音楽、アートなどの趣味もブログを通じて発信することで共通の趣味の方と繋がることが可能です。
ネットの世界は、実に多様な人がいるので、近所に同じ趣味の人がいないような趣味でも、同じ趣味の人と繋がることができるかもしれません。
共通の趣味を持つ人々とコミュニケーションを取り、新たな友達を作る機会に恵まれます
退職して暇になったので何かしたい
退職後に、新しいことを始めるのなら、ブログを開設するというのは1つのアイデアです。
ブログを開設することで、暇な時間を有益に活用することができます。
上でも書きましたが、趣味があるのならそれを発信するのは良い刺激になります。
新しいコミュニティを作れるかもしれません。
私も、退職して時間ができたので、現役時代からやってみたいとおもっていたブログを思い切って初めてみた感じです。
副業として何か初めてみたい
ブログ運営により収益を目指すのもありです。
自分の趣味や専門地知識をブログで発信して収益を得る、好きなことをして収益を得るというのは非常に良いことだと思います。
ブログで収入を得る手段としては、広告収入・アフィリエイト・有料記事の提供などが考えられます。
また、ブログが人気になれば、商品のレビューやスポンサー収益があるかもしれません。
副業として考えた場合、ブログ開設の費用はそれほと高くないので、失敗した時のダメージも小さいことだと思います。
飲食店などの経営だと数百万円の準備金が必要ですが、ブログなら無料〜数万円で開設できます。
私は、収益はそれほど目指していませんが、運用費くらいは稼げないかな〜と考えています。
無料と有料サーバー
ブログ開設にあたっては、無料のサーバーと有料のサーバーがあります。
それぞれ、以下のようなメリットとデメリットがあります。
とりあえず費用をかけずに始めたいという場合は無料サーバーがよいかと思います。
ただ、個人的には有料サーバーをおすすめします。
理由は有料の方が制限が少ないことです。また、お金を払ったほうがモチベーションが続くと思うからです。
無料のサーバー
無料サーバーのメリットとデメリットは以下になります
メリット
- 費用がかからない
無料のサーバーは初期の運用コストがかからず、予算を気にせずにブログを開始できます - 簡単に始められる
多くの無料ホスティングプラットフォームは、ブログの設定と運用が非常に簡単で、技術的な知識がなくても始めることができます
デメリット
- 制限がある
無料のサーバーは通常、ディスク容量や帯域幅の制限があり、大規模なトラフィックを処理できないことがあります - カスタマイズが制限される
無料のホスティングプラットフォームでは、テーマやプラグインのカスタマイズが制限されることがあり、独自のデザインや機能を実現しづらい場合があります
有料のサーバー
一方の有料サーバーのメリットとデメリットは以下です
メリット
- 高いパフォーマンス
有料のサーバーは通常、高いディスク容量や帯域幅を提供し、高トラフィックのウェブサイトをスムーズに運用できます - カスタマイズが自由
有料のホスティングは、独自のテーマやプラグインを使用してウェブサイトを完全にカスタマイズでき、ブランドに合わせたデザインを実現できます - 収益化がやりやすい
広告掲載の自由度が高く、アフェリエイトなどもやりやすいため、収益化を考えている場合には有料サーバーのほうが有利になることが多いです
デメリット
- 費用がかかる
有料のホスティングは月額または年額の料金がかかります。これは長期的には負担になる可能性があります。 - 技術的な知識が必要
有料のサーバーを運用するには、基本的なウェブ開発の知識が必要であり、初心者にとっては学習曲線があります。なお、ホスティングサービスによっては初心者を意識して使いやすくしているものもあります。
選択肢はブログの目的や予算、技術的なスキルによって異なります。無料のサーバーは初めてのブログに適しているかもしれませんが、将来的に成長する予定であれば、有料のサーバーを検討することが重要です。
(参考情報)私が利用している「ConoHa WING」の費用
私が利用しているConoHa Wingの費用は次の通りです。
初期費用
WordPressの有料テーマを利用しない場合は無料。
テーマを利用する場合はテーマの料金が発生します。
以下は、ConoHa WINGが提供しているテーマの一覧です。
- JIN:R
19,800円(WINGパックとのセット利用で18,800円) - JIN
14,800円(WINGパックとのセット利用で14,250円) - SANGO
14,800円(WINGパックとのセット利用で14,000円) - THE THOR
16,280円(WINGパックとのセット利用で14,960円) - THE SONIC
8.580円(WINGパックとのセット利用で6,758円) - Cocoon
無料(0円)
Cocoonであれば初期費用は無料です。
ちなみに、私はJIN:Rを利用しています。
JINというテーマを知っていたことと、どうせなら最新版をということで、JIN:Rを選びました
あと、JIN:Rはサポートが充実してそうなのも選択理由になりました。
月々の費用
月払いか、3、6、12、24、36ヶ月払いかで割引率が変化します。
3ヶ月払いなら月換算で1,331円(ベーシック)ですが、36ヶ月払いだと月換算で643円と大体半額になります。
私の場合は、「とりあえず1年」ということで12ヶ月払にしているので、月額換算で990円です。
プランはベーシック・スタンダード・プレミアムがありますが、個人ならとりあえずベーシックで十分だと感じています。
ブログを始める費用は結局いくらだった?
初年度、翌年度以降の費用(私の場合)
「結局いくらかかるか?」です。私の場合は以下のようになりました。
初期費用(有料テーマJIN:R代) | 18,800円 |
サーバー契約(ConohaWING ベーシック12ヶ月) | 990*12=11,880円 |
合計 | 30,680円 |
初年度の費用が30,680円、翌年からは11,880円となります。有料ブログで収益を上げたいなら、まずはこの費用分の収入を得ることが目標になるかと思います。
パソコンを所有してない場合はパソコン代も必要
スマホなどでプログ記事を書くこともできないことはないですが、やはりパソコンがあったほうが便利です。
ブログを書くだけであれば、安いパソコンで大丈夫です。おすすめは、低価格のノートパソコンです。といってもアマゾンなどで2万円くらいで売っているやつはブログ目的どころか、そもそも使い物にならない性能のものもあるので注意が必要です。
おすすめは、Dell, HP, Lenovoなどの5万円台のノートパソコンです。このあたりのノートパソコンは普段使いに十分なスペックがあります。
もし、パソコンを購入する場合は、初期費用としてパソコン代も入れる必要があります。
パソコンを含めた初年度費用
パソコンを含めた初年度費用は有料テーマを使う・使わない、パソコンのスペックなどの幅を考えても6万〜10万くらいあれば十分だと思います。
ブログ開設にチャレンジしてみては
収益目的で始める方の場合であっても、飽きたり、思うように収益が上がらなくて一年目で諦めたとしても、初期投資だけのロスで済むというのはリスクが非常に少ない投資だと思います。
特に「退職してお店を始める」などのチャレンジに比べたら、かなりリスクの少ないチャレンジだと思います。
とりあえず、私も一年間続けていこうとおもっています。収益目的ではなく、趣味のブログですが、できたらサーバー代(年間費用)くらい稼げたらいいなと思っています。
また、ブログを開設したら、サーチエンジンへの登録(Google Search Console)とAnalyticsへの登録をお勧めします。設定については、以下の記事を参考にしてください。
Adsenseの審査にもチャレンジしています。そちらについては以下の記事を参考にしてください。
ぜひやってみるべき
ブログ開設は時間を有効活用し、新たなチャレンジに挑む絶好の機会です。収益を得ることも可能ですが、それ以上に自己表現や知識共有の場として価値があります。無料サーバーから始めても十分に楽しむことができますし、有料サーバーに移行することもできます。ぜひ、ブログ開設にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。