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MFC-J4940DNレビュー|家庭用プリンター複合機の選び方

tadanori
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プリンターを購入する場合、どういう基準で決めますか?

色々悩んだ末、私はブラザーのプリンター複合機MFC-J4940DNを購入しました。

この記事では、私がプリンターを検討したときに考えたポイントについて紹介し、なぜこのプリインターを選んだのかについて解説します。

また、3ヶ月間使った感想も合わせてレビューしたいと思います。

プリンター選びのポイント

プリンターを選ぶ時に考えるのは以下のようなことではないでしょうか。

目的・用途

最近は、スマホやタブレットに表示するだけで間に合ってしまいますから、家庭でプリンタを使うシーンってあんまりないのではないでしょうか。パッと思いつく用途は以下くらいでしょうか。

  • 年賀状の印刷
    年賀状も年々出す人が減っているようですが、プリンタといえば年賀状の印刷が一番目にくるのではないでしょうか。
  • 写真の印刷
    写真の印刷も、プリンタの用途の1つだと思います。スマホを使い慣れていない人に配る場合や、写真立てに飾る場合などが考えられます
  • 提出書類の印刷
    学校、市役所等に提出する書類の印刷もあるかと思います。印刷すれば住所や氏名をパソコンで入力しておけて楽です。
  • 仕事用の印刷
    家でテレワークなどをする場合、ちょっとした印刷をしたい場合があります(ネットで入手したPDFの資料など)。こういう場合もプリンタがあれば便利です

年賀状はデザインしてネットで注文すれば作ってくれますし、コンビニ印刷もありますのでプリンタがなければならないということにはならいですが、印刷するのにコンビニまでいくのも面倒です。やっぱり、プリンタがあった方が便利です。

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専用機・複合機

プリンタにはプリンタ専用機と、ファックス・スキャナなどの機能がついた複合機があります。

プリンターのメリット・デメリット

メリット
  • 価格が安い
  • サイズが小さい(コンパクト)
メリット
  • 印刷しかできない

プリンターのメリットは、コストとサイズです。複合機と比べるとかなり安く、また小型なモデルもあります。

複合機のメリット・デメリット

メリット
  • 印刷以外の機能がある
  • 複数の機器を持つよりは省スペース
メリット
  • 価格が高い
  • プリンタ専用機と比べると場所をとる

複合機のメリットは、多機能さです。プリントだけでなく、コピーやスキャン、ファックスなどの機能のうちいくつかを使いたい場合には選択肢になります。価格はプリンター専用機と比べると高いですが、複数の機能を個別の機器で購入するよりは安くなります。

また、例えば、コピーとプリントが1つの機能になっていれば、インクが共通化されるなどのメリットもあります。

ランニングコスト

ランニングコストも気になります。インクジェットに関しては、最近は、大容量インクのプリンタなどが登場し、ランニングコストを抑えることができるようになってきました。

インクジェットプリンタ

大容量のタンクの場合、文書の印刷であればモノクロ1枚で1円程度、カラーで1〜4円程度です(写真は高めです)。

大容量タンクでない場合は、カラーの文書印刷で10円〜となり少し高くなります。

公式のランニングコストは各メーカーのページに書かれている通りですが、インクジェットの場合、利用頻度が低いと、クリーニングなどに余計なインクを消費してしまいます。また、インクが渇いてしまうと、使い切っていなくてもインクを交換する必要があり、公式以上にランニングコストが高くなるので注意しましょう。

レーザープリンタ

レーザープリンタは、モノクロが3円、カラーは10円〜くらいのランニングコストになります。大容量のインクジェットよりはコストがかかります。

また、数千枚〜数万枚でドラム交換が必要になり、ドラム交換のコストもかかります。ただ、家庭で使うばあいは、ドラム交換より先に機器の寿命が来てしまう可能性が高いです。

頻繁に印刷しなくてもインクが乾くことはないので(正確にはトナーです)、長期間使用していなくても、印刷がかすんだりすることは少ないです。

ある
ある

前のプリンタはキャノンのレーザープリンタでした。年に数回しか印刷しなくても、印刷トラブルを経験したことはありませんでした。

ランニングコストの考え方

大容量インクのインクジェットやレーザープリンタはランニングコストは安いですが、交換時のインク(トナー)の値段が高いです。全色一気に交換すると数万円というのもザラです。

それほど印刷しない場合は、インクを使い切る前に製品の方が寿命を迎えてしまうことも考えられるので、大容量の方がコスパがいいと一概にはいえません。

どちらが良いかは、利用頻度などによって変わってくると思います。

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印刷頻度

経験的に、家庭でのプリンターの利用頻度はそれほど高くありません。月に一度使うか使わないか程度ではないでしょうか。または、年賀状だけというパターンもありそうです。

また、経験的に、プリンターを使う敷居が高いと使用頻度が激減します。例えば、プリンタを使うのにUSBで接続して、電源を入れて、印刷するみたいに手順が必要だと、「ちょっと印刷してみるか」みたいなのは印刷しなくなります。

実際、前のレーザープリンタがUSBでの接続が必要なものでしたが、ノートPCにつないで、電源をいれて印刷するというのが面倒でした。

新しく買ったプリンタは、無線LAN(Wi-Fi)で繋がっていて電話と一体なので常時電源がONになっています。iPadで見ているページをちょっと印刷するなどが気軽にできるようになり、使用頻度も上がりました。

印刷頻度は、プリンタを印刷するまでの手間で結構変化します。

置き場所

プリンタを購入する場合に、一番考えたのは置き場所です。A4の用紙に印刷できる幅、A4サイズの紙が収納できるトレーの長さは最低限必要となるので、結構場所をとります。

プリンターを購入する際は、まずどこに置くか考える必要があります。

複合機を選んだ理由

私は、プリンタの候補として複合機を選択しました。購入時に考えた優先度は以下の通りです。

  1. 置き場所
  2. Wi-Fi接続
  3. iPad, iPhoneからの印刷
  4. Mac, Windowsに対応
  5. コピー、スキャナ機能付き

一番、考えたのは置き場所です。また、印刷したいときに印刷できるようにしたいのでWi-Fi接続とスマホやタブレットからの接続は欠かせません。また、手持ちのパソコンからは当然印刷したいのでMac, Windowsの両方に対応していなければ困ります。

コピー・スキャナーですが、特にスキャン機能は欲しいです(パソコンに領収書などを保存しているため)。

置き場所は悩んだあげく、現在留守電機能つきのファックスを置いている場所を考えました。となると、ファックスと留守電機能も欲しくなります。

この条件に当てはまる機種を、キャノン、エプソン、ブラザーから探した結果、ブラザーの「MFC-J4940DN」という機種に落ち着きました

利用頻度が少ない場合は

利用頻度が少ない場合はレーザー複合機という選択肢もあるかと思います。ただ、印刷時の電力が高めですので注意が必要です。あと、レーザー複合機はかなりスペースをとります。

ブラザーMFC-J4940DN

1台でプリンター、留守番電話、ファックス、コピー、スキャナー

一台でプリンター、コピー、スキャナー、ファックス、電話の機能を搭載しているものを調べ、購入候補として考えたのは以下の3機種になります。

この表からわかるように、ブラザーだけ「留守番電話」の機能がついているんです!

留守電は別途用意しなければならないかと思っていましたが、この機種なら留守番電話を用意する必要がありません。ということで、ブラザーのMFC-J4090DNを購入することにしました。

EPSON
EW-M530F
Canon
GX2030
ブラザー
MFC-J4090DN
プリンター
コピー
スキャナー
留守番電話××

レビュー

設置した印象

以前、留守電ファックスを置いていた場所に置くと以下の写真のような感じです。

留守電ファックスと比較すると、一回り大きい感じです。事前に置き場所のサイズを測っていたので問題なく置けてます。また、手差しの部分(後ろ側)は、引っかかるかなと思っていました、問題なく開閉することができました。

サイズは、ホームページに載っていますので、購入時には設置したい場所のサイズを測っておけば安心です。

ブラザープリンター

留守電機能は必要最低限

留守電機能は、必要最低限です。通話は子機で行うことになります。本体側にも受話器がついていればよかったのですが、残念ながらついていません。

下位機種に受話器がついているのですが、大容量インクではありません。大容量インクを取るか受話器を取るかですが、私は大容量を取りました。

電話の機能も最低限という感じです。

プリンタは両面印刷対応、スキャナーは残念ながら片面のみ

プリンタは両面印刷対応です。デフォルトを両面にできるので紙の節約ができます。

残念なことにスキャナーは片面のみです。両面を行う場合には、片方づつスキャンしてPDFにし、アプリで交互にまとめるなどしなければなりません(ここは惜しい、専用のツールを用意してくれるだけでも嬉しいのですが)。

スキャンは自動原稿送りに対応しているので、複数枚をまとめてセットして読み込ませることもできます。これまで使っていたスキャナーが一枚一枚だったのでかなり楽に感じます。

iPhone, iPadからの印刷設定は簡単

AirPrintに対応しているので、専用のアプリを入れなくてもiPhoneから簡単に印刷することができる点もポイントです。当然、専用のアプリを入れた方が細かな設定ができますが、ブラウザからさっと印刷などできるのでかなり便利です。

インクは全然減らない

月に数回印刷する程度では、インクが全然減りません。初期に付属していたインクだと、カラーが各800枚、モノクロ2000枚と表示されていますが、このカウンタがほとんど動いていません。

この調子だと、インクか本体がダメになる方が早そうです。

レーザープリンタ(LBP7010C)は12年たってもまだ動きますが、この機種はどれくらい持つかわからないです。インクジェットなので、多分4,5年持てばいいほうかなと考えいますが、その間いにインクを交換する必要があるかどうか微妙な感じです。

もしかしたら、大容量じゃない方がよかったかもとちょっと思っています。

ある
ある

使わずに長期間経ったインクも劣化してそうですので、交換頻度が高い小さなインクがよかったのではと考えています。

とりあえず、最低でも月1回は印刷

これまで何度かインクジェットを購入したことがありますが、毎回、長期間使わないせいで壊れました。今回のプリンタはファックス・留守電も兼用してるので常時電源がオンになっていて定期で自動メンテナンスが動いてくれるので大丈夫とは思いますが、定期的に印刷をすることにしています。

とりあえず、月に1回は最低限でも何かを印刷するようにしています。

ファックス・留守電の複合機にしたのは、電源をONにしておきたいというのもあります。単機能だと、使う時しかONにしないので、それが原因で故障しないかとか考えました。

3ヶ月使った感想

3ヶ月感使った感想としては以下の通りです

  • 複合機は便利
    プリンターとスキャナー・コピー・ファックスが一体になった機器はやはり便利です。これまではハンディスキャナーを使っていたのですが、取り出して接続・スキャンという手順が、スキャン→自動的に転送でかなり便利になりました。
  • 使用頻度が上がった
    電話と一体なので、常時起動しています。iPadなどでWebをみていて、パッと印刷できるのはかなり便利です。使用頻度は明らかに上がりました。
  • レーザープリンターとの比較
    レーザーと比較すると、文字原稿の印刷はイマイチな感じです。汚いとかそういうのではなくて、トナーとインクの差からくる滲み感とか、光り方とかだと思います。レーザーの方が、ビジネスっぽいというかなんというか、インクジェットは微妙に家庭用っぽさがあります(家庭用ですけど)。

まとめ

以上、プリンタの選び方、選定理由、購入したプリンターのレビューを記事にしました。

現在のところ、かなり気に入っています。

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ある/Aru
ある/Aru
ファイナンシャル・プランナー(CFP®)/ 博士(情報工学)
2023年5月に54歳で早期退職。自分の時間ができたのでブログを開設。本職はITエンジニア(専門はデータ分析・機械学習)だが、ファイナンシャル・プランナー(CFP®)資格も保有し活動中。投資歴は20年以上。
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