購入時の株価を超える累計配当金の受取期間を計算するツールを紹介｜累積配当金計算電卓

購入当初の株価を累積配当金が超えるまでの期間を計算するツールを作成しました。投資のインカムゲインとキャピタルゲインを理解し、最適な投資戦略を立てるのに役立ちます。

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株価を累積配当金が超えるまでの期間

株式投資でインカムゲイン（配当）を重視する場合、毎年の配当金が何年後に購入時の株価を超えるかは重要な指標の１つです。

基本的には、配当利率に基づいて計算できます。例えば、株価が1000円で配当利率が2%の場合、株価の上昇を考慮しない場合、累積配当金が株価を超えるまでには50年（100÷2）と計算できます

しかし、実際には株価も上昇することが多いため、現実的には株価の上昇も加味した検討をしたいです。

そこで、株価が一定の割合で上昇する場合に、累積配当金が購入価格を超えるまでの期間を計算するツールを作成しました。このツールを使用することで、投資のインカムゲインとキャピタルゲインのバランスを理解し、投資検討を行うことができます。活用ください。

累積配当金計算電卓

累積配当金計算電卓

株価と、配当（％）、株価の年間上昇率を入力して「計算」ボタンをクリックすると、配当の累計額が何年で購入株価を超えるかを計算してくれます。

利用例（株価1000円、配当2%、株価上昇率5%）

株価1000円、配当2%、株価上昇率5%で計算した例です。この場合は25年で、配当金だけで株価を超えるという計算になりました。株価の上昇を加味しない場合は50年なので、株価が年間5%上昇すると半分の期間ということになります。

電卓の使い方

現在の株の配当（率）は、公開されています。また、数年間の株価の上昇率は過去の株価から計算できます。それらの値を入力して使ってください。

ある

将来的に同じ値動きであるという保証はありませんが、目安にはなるかと思います。

まとめ

javascriptで配当金の計算電卓を作ってみました。投資先の検討などに活用してください。

ある/Aru

ファイナンシャル・プランナー（CFP®）/ 博士（情報工学）

2023年5月に54歳で早期退職。自分の時間ができたのでブログを開設。本職はITエンジニア（専門はデータ分析・機械学習）だが、ファイナンシャル・プランナー（CFP®）資格も保有し活動中。投資歴は20年以上。