ウェルスナビ
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【2023年11月】ウェルスナビの運用実績|預けた100万円はいくらに?

ロボアドバイザーで長期運用にトライ〜長期トライアル〜
tadanori
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ウェルスナビ100万円長期運用チャレンジの結果です。今月(2023年11月1日〜11月30日まで)の運用成績は以下のようになりました。

10月→11月の収支

+84,209円

以下、詳細と感想です。

はじめに

毎月、ロボアドバイザーに100万円預けている状況を報告しています。

「ロボアドバイザーって実際に効果があるのか?」といった疑問も抱えており、これを調査するために、100万円を長期間にわたってロボアドバイザーで運用することにしました。

これまでの運用実績については、以下の記事を参照してください

なぜ100万円?


なぜ100万円」かという理由についてですが、ロボアドバイザーの運用を試してみる際、1万円や2万円では投資している感覚があまり得られません。自分的には、チャレンジする場合は少し本気度のある額が良いと思い、100万円を投資することにしました。

100万円の投資になると、運用結果も気になります。私個人としては、これくらいの金額が実験にはちょうどよいと感じています。

ある
ある

0になることはないので、月の変動として±20万程度を覚悟している感じです。

ロボアドバイザー「ウェルスナビ」に100万円投資

前にも書いていますが、この記事は「100万円をロボアドバイザーに預けて運用したらどうなるか?」という長期実験の結果を毎月報告するものです。

投資先は、ロボアドバイザーの老舗であるウェルスナビです。

最近では手数料の安いロボアドバイザーも増えていますが、実績のあるウェルスナビを選びました。

ロボアドバイザーによる運用の中で最も注目すべき点は、市場の下落時の対応です。安定した収益を確保するために、どのように動くのか、特に下落時の対策に注目しています。

毎月の変動はそれほど大きくないかもしれませんが、月に1回の更新を行います。ご興味がある方は、毎月覗きにきてください。

ある
ある

運用してみて良さそうなら、ロボアドバイザーでの運用を本格的に考えてみようかなと思っています

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2023年11月運用成績

運用成績概要

2023年11月30日の成績です

評価額は1,305,043円です。2年7ヶ月で+295,043円+29.21%)となりました。先月の成績が+20.87%であったため、今月は8.34ポイント上昇しました。

今月の全体的な市場動向をFSTE(世界49カ国)で見ると、+9.9ポイントとなっています。これにより、FSTEのインデックスで全世界に投資した場合と比較すると、1.56ポイントほどパフォーマンスが悪いことになります。その分、安定していればよいですが、いまのところそういった感覚はありません。

ある
ある

世界平均の指標には、世界49ヵ国の株式市場の動きを示す株価指標であるFSTE All Worldを用いています。

金額ベースでは、先月から比べると84,209円のプラスになりました。

ここ2ヶ月は、連続して3万円台の下落でしたが、下り分を戻して、さらに+20,000円といったところです。

以下、グラフを細かく見ていきます。

今月は、最初に先月・先々月の下落分を戻し、あとは、ほとんど変化なしでした。

今月は為替相場が円高にふれたので(-1.6%)、円ベースで見ると資産総額は減るはずですが、上昇が大きかったので円高による目減り分を補ってプラスになっています。

11月(円ベース)

ドルベースで見ると、先月-10%だったのが-4.28%とかなり損失幅が小さくなりました。しかし、まだ投資額を上回る水準には達しておらず、状況の改善が十分でないと言えます。ドルベースで考えると、運用するよりもむしろ貯蓄する方が良かったという結果になっています。

11月(ドルベース)

ポートフォリオ

続いて資産配分(ポートフォリオ)です。

円ベースでは、全ての資産がプラスに転じました(先月は新興国株がマイナス)。全体的に上昇しているため、ポートフォリオの構成も株式が約75%という部分は変化していません。

ポートフォリオ(円ベース)

ドルベースで見ると、マイナスの資産が存在しますが、VTIだけはプラスに転じました。残りの資産もマイナス幅が縮小しており、今後もプラスに転じることを期待しています。

ポートフォリオ(ドルベース)

先月との差分

以下の表は、ドル建てで各資産クラスの先月との差分を示しています。

今月も米国株と日欧株の差分比率はほぼ同じです。先月も同様の傾向が見られ、米国株と日欧株への投資が現状、あまり分散されていないように思えます。

ある
ある

日米欧は、国際問題への対応について足並みを揃えているので、世界情勢の影響を同じように受けると考えていいのかもしれません

特に、日本は米国べったりな政策なので、連動しやすそうです。

新興国株は、米国・日欧株と上昇比率が異なり、分散投資になっている印象をうけますが、パフォーマンスは十分でないようです。これは、新興国の景気が先進国の影響を受けやすい構造的な要因かもしれません。

依然として、債券と株の動きが強く連動している印象があります。教科書的には、債券が下がれば株が上がるとされていますが、最近ではどちらも同じ方向に動くことが多く、理論通りには進んでいないようです。

資産クラス先月との差分差分比率
米国株(VTI)$304.278.81%
日欧株(VEA)$212.068.32%
新興国株(VWO)$40.145.90%
米国債券(AGG)$41.234.36%
金(GLD)$13.882.34%
金(IAU)$4.142.37%
不動産(IYR)$50.7111.90%

取引履歴

最後に11月中の取引履歴です。

今月も分配金を購入にまわしていないようです。ポートフォリオでも$39ほどの現金となっています。

ある
ある

先月と比較して現金が減っていますが、手数料分です。毎月1,000円くらいですが結構大きく感じます。

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11月のまとめ

ウクライナ情勢に続き、10月から始まったイスラエルとパレスチナの問題も当分解決しなさそうです。国際情勢が荒れるているにも関わらず、今月は2ヶ月分のマイナスを打ち消す感じでプラスに転じています。

7月〜11月で見ると、ほぼ変化なしといった感じです。しばらくはどちら方向になるかわからない状態が続きそうです。

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ある/Aru
ある/Aru
ファイナンシャル・プランナー(CFP®)/ 博士(情報工学)
2023年5月に54歳で早期退職。自分の時間ができたのでブログを開設。本職はITエンジニア(専門はデータ分析・機械学習)だが、ファイナンシャル・プランナー(CFP®)資格も保有し活動中。投資歴は20年以上。
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