【2023年12月】ウェルスナビの運用実績|預けた100万円はいくらに?
ウェルスナビ100万円長期運用チャレンジの結果です。今月(2023年12月1日〜12月31日まで)の運用成績は以下のようになりました。
+40円
以下、詳細と感想です。
はじめに
毎月、ロボアドバイザーに100万円預けている状況を報告しています。
「ロボアドバイザーって実際に効果があるのか?」といった疑問も抱えており、これを調査するために、100万円を長期間にわたってロボアドバイザーで運用することにしました。
これまでの運用実績については、以下の記事を参照してください
なぜ100万円?
「なぜ100万円」かという理由についてですが、ロボアドバイザーの運用を試してみる際、1万円や2万円では投資している感覚があまり得られません。自分的には、チャレンジする場合は少し本気度のある額が良いと思い、100万円を投資することにしました。
100万円の投資になると、運用結果も気になります。私個人としては、これくらいの金額が実験にはちょうどよいと感じています。
0になることはないので、月の変動として±20万程度を覚悟している感じです。
ロボアドバイザー「ウェルスナビ」に100万円投資
前にも書いていますが、この記事は「100万円をロボアドバイザーに預けて運用したらどうなるか?」という長期実験の結果を毎月報告するものです。
投資先は、ロボアドバイザーの老舗であるウェルスナビです。
最近では手数料の安いロボアドバイザーも増えていますが、実績のあるウェルスナビを選びました。
ロボアドバイザーによる運用の中で最も注目すべき点は、市場の下落時の対応です。安定した収益を確保するために、どのように動くのか、特に下落時の対策に注目しています。
毎月の変動はそれほど大きくないかもしれませんが、月に1回の更新を行います。ご興味がある方は、毎月覗きにきてください。
運用してみて良さそうなら、ロボアドバイザーでの運用を本格的に考えてみようかなと思っています
2023年度の成績
12月なので、ブログに書き始めた2023年の成績も書いておきます。
まずは、毎月の収支です。ブログに書き始めたのが6月からなので、7月〜12月の半年間の結果になりますが、収支はトータルで+50,652円でした。100万円の投資に対して+5.06%なのでまぁまぁ良い成績ではないでしょうか。手数料などは少し割高ですが、パフォーマンスはそこまで悪くない印象です。
月 | 収支 |
7月 | 16,212円 |
8月 | 14,155円 |
9月 | -31,214円 |
10月 | -32,750円 |
11月 | 84.209円 |
12月 | 40円 |
合計 | 50,652円 |
参考までに、ウェルネスナビで投資を初めてからの全期間のグラフもつけておきます。グラフは小刻みに上下していますが、トレンドは増加方向に向いています。
ブログネタ的には、下落の局面でどうなるかですが、資産運用としては安定して上昇してくれると嬉しいです。
2023年12月運用成績
運用成績概要
2023年12月31日の成績です
評価額は1,305,083円です。2年7ヶ月で+295,083円(+29.22%)となりました。先月の成績が+29.21%であったため、今月は0.01ポイントとほぼ変化なしです。
今月の全体的な市場動向をFSTE(世界49カ国)で見ると、+5.0ポイントとなっています。これにより、FSTEのインデックスで全世界に投資した場合と比較すると、4.99ポイントほどパフォーマンスが悪いことになります。
ただ、実はパフォーマンスはそこまで悪くありません。結果としてパフォーマンスが悪く見える理由は、後ほど説明します。
世界平均の指標には、世界49ヵ国の株式市場の動きを示す株価指標であるFSTE All Worldを用いています。
金額ベースでは、先月から比べると40円のプラスになりました。
今月は、増えもせず減りもせずと行った感じです。
以下、グラフを細かく見ていきます。
今月は、最初に先月・先々月の下落分を戻し、あとは、ほとんど変化なしでした。
今月は円ドルレートが1ドル148円から141円と7円近く円高に振れました。ウェルネスナビでは、ドルで投資している商品が多いので円高により、円ベースの金額は少なくなっています。
にもかかわらず、変化なしということは実質プラスで推移していることになります。
ドルベースで見ると、11月までは収益が-4.28%とマイナスだったのが、+0.05%とプラスになりました。ドルベースでプラスになるのは、2022年の1月以来です。
ポートフォリオ
続いて資産配分(ポートフォリオ)です。
ポートフォリオはほぼ変化していません。ポートフォリオは維持するようにリバランスされていると思うのでここは当然かと思います。
ドルベースで見ると、マイナス幅は縮小してますが、VEA,VWO、AGG,IYRの4つは相変わらずマイナスです。
先月との差分
以下の表は、ドル建てで各資産クラスの先月との差分を示しています。
今月も米国株と日欧株の差分比率はほぼ同じです。米国と日欧は一緒に経済の方向を決めることも多いので、分散投資しても同じ方向に動きやすい感じもします。
日米欧は、国際問題への対応について足並みを揃えているため、変動も揃ってる?
今月は、新興国株もほぼ連動しているイメージです。相変わらず、新興国株のパフォーマンスが良くない印象です。結局、先進国の影響を受けやすいということかもしれません。
また、債権と株の動きが連動しています。債権が下がると株が上がるなどと説明されることがありますが、現実世界ではいろいろな要素が絡み合うのでそんなに単純ではなさそうです。
資産クラス | 先月との差分 | 差分比率 |
米国株(VTI) | $182.07 | 5.01% |
日欧株(VEA) | $116.70 | 4.38% |
新興国株(VWO) | $26.68 | 3.77% |
米国債券(AGG) | $38.85 | 3.94% |
金(GLD) | $5.09 | 0.85% |
金(IAU) | $1.45 | 0.82% |
不動産(IYR) | $37.86 | 8.15% |
取引履歴
最後に12月中の取引履歴です。
今月は、日欧株、新興国株、債権クラスの資産を追加購入しているようです。このあたりをポートフォリオの配分を考えながら自動的に行なってくれるのが良いところです。
12月のまとめ
ウクライナ情勢とイスラエルとパレスチナの問題もあり、国際情勢は荒れるていますが、これがどう影響してくるか見ておく必要があります。
また、1月から始まる新NISAによる資金流入にも期待です。