退職して6ヶ月が経過。生活の変化・メリット・デメリットは?

tadanori
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はじめに

早期退職を決意したきっかけ

私が早期退職をしたのは、仕事にやりがいを感じなくなったとかそういうのではありません。40代の頃から50代になったら会社を辞めて、地域社会に関係が深い仕事やボランティアを始めようと思っていましたので、それを実現させたという感じです。

このために、10年以上かけて金銭面でも準備してきました。また、いろいろなコミュニティに入れるように、資格などもとったりもしています。

ある
ある

金銭面だけでなく、退職後の活動についてもある程度計画して準備しました

このタイミングで早期退職を決断した最後のトリガーとなったのは、会社の制度の変化(具体的には退職金に関する制度の変化)ですが、それがなくても1年以内に辞めるつもりだったので、ほんの少しだけ辞めるのが早まっただけにすぎません。

むしろ、退職の意向をどう切り出そうかと考えていた時期でしたので、きっかけを作ってもらえた感じです。

ある
ある

制度が変わる前に辞めます」というのは、理由として上司にとっても納得性が高く、また、引き留めにくいのである意味ありがたかったです

早期退職のメリット・デメリット

早期退職にはメリットデメリットがあります。早期退職を考えている方はよく考えて行動しましょう。

以下は、早期退職して6ヶ月経って、あらためて感じるメリットとデメリットです

メリット
  • 自由な時間が増える
    働いている時と比べて自由な時間が一気に増えます。ただし、辞めてからやることを決めていないと時間を持て余すかもしれません
  • 新たなことに挑戦できる
    時間があるのでこれまで諦めていたことにチャレンジできます。また、やる気さえあれば新しいことに挑戦することもできます。会社というしがらみがないので、何をするかも自由です。
デメリット
  • 安定した収入がなくなる
    一番大きなデメリットは、安定した収入がなくなることです。自分の場合は、10年以上前から準備していたのでいまのところ特に問題はないです。我が家は共働きだったという点も大きいです。
  • 人間関係が変化する
    会社の人間関係がなくなります。また、自分から動かなければ新たな人間関係ができないので自分から動くことが大切です。
ある
ある

自由な時間はできますが、何をするか考えていないと時間を持て余します

leaves, coffee, cup

生活の変化

以下、6ヶ月間で変化したものです。早期退職を考えている方の参考になればと思います。

時間の使い方

ここ数年、在宅勤務が中心となっていたため、ほとんど出社していませんでした。なので、生活の変化は言うほど感じていません

以前は、朝起きたら机に向かってPCで仕事をしていましたが、現在は、自分の好きなテクノロジーの調査や、プログラミング、ブログ執筆などでPCに向かっています。

そういう意味では、「好きなことをしている」以外は、PCで作業している時間という意味では違いは少ないです。

ある
ある

好きな時に休んで好きなときに始められるというのが大きな違いかもしれません。しかも、やることを好きに決められるのでストレスフリーです

とはいえ、ブログの記事を考えたり、プログラミングを始める時はちょっと面倒だなと思ったりすることもあります

やりたいことは色々あるので、時間を持て余している感じはありません

ある
ある

退職した時に想像していたより、暇がない感じです。ちょっとした手伝いなども増やそうと思っているので、さらに時間がなくなる気がします

収入の変化

現在、失業保険の基本手当を受給しているので、毎月基本手当が入っていますが、収入面では激減しています。

こちらについては、ファイナンシャルプランナーとしてプランニングもしていたので、収入が減ったからといって特に困ってはいません

作成したキャッシュフロー表の計画に対して急激な変化があったら困るかもしれませんが、その場合は日本を含めた世界の経済状態も大きく変化している状態で、仕事をしていてもしていなくても大変な状態になっていると想像しています。

とりあえず、いまのところ生活は変化することもなく、仕事をしていたときと同じ感じで生活できています。

ただ、お金に対する考え方は少し変化しました。

以前に比べて、必要ないものを買わなくなったという感じです。元々、なるべく衝動買いしないように、欲しいものがあっても少し時間をおいて、それでも欲しい場合に購入していましたが、購入に至るまでの判断の敷居が少し高くなった気がします。

衝動買いしてしまう方は、「時間をおく」こと、「置き場所を考える」こと、「使っている自分をイメージする」こと、をやってみると良いです。特に、使うイメージがはっきりしないものは、多分買っても使わないです。

ある
ある

とはいえ、退職してから新型のiPhone15 Proは購入していますし、プリンタ複合機などを購入しています。要・不要の判断が少し厳しくなりましたが、必要と判断すれば、買うというスタイルに変わりません。

人間関係の変化

会社の人間関係がなくなったので、人間関係はガラリと変化しています。会社の人間関係のかわりに、大学時代の知人や、ネット上でのつながり地域のコミュニティとのつながりが徐々に増えてきています。

とりあえず、会社関連のつながりが減ったというのが一番大きいです。

とはいえ、ここ数年は在宅勤務が続いていたので、会社のメンバーともオンラインがほとんどでした。そういう意味では、テレワークのおかげで退職してからの変化が少なくなっているのかもしれません。

ある
ある

会社関係の人と話す機会が減ったので、つながりは減った気もします。ただ、その分、これまで疎遠だった人とのつながりが増えました。

メンタルの変化

自分で気づかなくても、退職などの環境変化はメンタルに大きな変化がある」と聞いていたのでメンタル面での(悪い方向への)変化には気をつけていましたが、6ヶ月経った現在、特に大きな変化は感じていません

働いていたときより、睡眠時間・休憩時間を十分に取れている分だけ、もしかしたらメンタルは安定しているかもしれません。

ある
ある

睡眠時間が増えたおかげで、頭の働きが良い気がします

働いている人も、もっと休んだ方がよいパフォーマンスが出るのではと感じています。

今後の目標は?

今後の目標ですが、とりあえず、地域コミュニティにもう少し参加したいと思っています。とりあえず、来年はコミュニティへの参加を画策しています。

あと、ブログ運営や、趣味のプログラミングは継続していきたいと思います。プログラミングについては、仕事と違ってアウトプット先がないですが、調べたことはブログ記事として発信していく予定です。

ある
ある

ブログを書くのはかなり有益だと思っています。趣味と実益を兼ねていると思います。

まとめ

早期退職にはメリットとデメリットがあります。また、どれだけ準備していたかによっても、早期退職後の生活に大きな違いが出てくると思います。

転職ではなく、早期退職を考えている場合は、退職後の生活のイメージをきっちりさせておくことをおすすめします。でないと、時間を持て余します。

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ある/Aru
ある/Aru
ファイナンシャル・プランナー(CFP®)/ 博士(情報工学)
2023年5月に54歳で早期退職。自分の時間ができたのでブログを開設。本職はITエンジニア(専門はデータ分析・機械学習)だが、ファイナンシャル・プランナー(CFP®)資格も保有し活動中。投資歴は20年以上。
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