10年前のApple TVから乗り換えた感想:Amazon Fire TV Stick HDレビュー

tadanori
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10年使い続けたApple TVの買い替えとして、セールで3,480円だったFire TV Stick HDを購入しました。この記事では、その操作性や使用感を実際の体験をもとにレビューします。

Apple TV(第4世代)が不調に

昨年あたりから、私のApple TV(第4世代)が時々おかしな動作をするようになりました。画面がフリーズしたり、リモコン操作が効かなくなったりといった不具合が月に1回程度の頻度で発生していました。頻繁ではなかったので、しばらくは騙し騙し使っていました。

この第4世代Apple TVは2015年に発売されたモデルで、なんと約10年間使ってきたことになります。
おそらく設計上は5年程度の使用を想定していると思うので、10年現役で動き続けたのはむしろ驚きです。しかも、今でも動作速度にほとんどストレスがありません。

とはいえ、心の中では「そろそろ買い替えかな」と考え始めていました。

新しいメディアプレイヤーを物色

最新のApple TV 4Kの価格を見てみると、19,800〜23,800円ほど。
我が家のテレビはまだHD(1920×1080)なので、4Kの恩恵はありません。
視聴用途もAmazon Prime Video、Netflix、U-NEXTが中心で、ゲームはしないため、そこまで高性能なものは必要ないと判断しました。

「ちょっと高いな」と思い、次にGoogle TV Streamerも検討しました。こちらは16,000円前後と少し安く、「次はGoogle製でもいいかな」と考えていたところ…。

なんとAmazonでセールをやっており、Amazon Fire TV Stick HDが3,480円

レビューやYouTubeで調べてみると、
「ゲームには向かないけど動画視聴なら問題なし」という評価が多く見られました。

今回は10年前のApple TVからの買い替えなので、
「低価格モデルでも十分快適に動くのでは?」と考え、購入を決断しました。

以下、実際のレビューになります。

Amazon Fire TV Stick HDレビュー

パッケージと同梱物、設置

リモコンとスティック本体だけの製品にしては、パッケージは少し大きめの印象です。

パッケージ外観
同梱物
  • Fire TV Stick HD本体
  • リモコン
  • HDMI延長ケーブル
  • 電源アダプタ
  • 電源ケーブル
  • 単4電池2本

HDMI延長ケーブルが付属していたのは意外でした。別途購入を考えていたので助かりました(無駄な出費をせずに済みました)。

ある
ある

購入時、Amazonのチェック項目で「リモコンを追加しますか?」と出てきたため、「リモコン別売り?!」と思いましたが、ちゃんと製品に同梱されています。紛らわしいです。

私のテレビはソニー製ですが、HDMI端子にギリギリ直接差し込み可能でした。
そのため延長ケーブルは不要。電源ケーブルも上方向に出る形になりましたが、長さ的には余裕があり、問題なくコンセントまで届きました。

Fire Stickを接続した状態

今回購入したFire TVは「TVer/U-NEXTボタン付き」モデルでした。NETFLIX、TVer、U-NEXTのショートカットボタンがあり、偶然にも私の使用アプリとぴったりです。
YouTubeのレビューなどを見るとこのボタン配置はロットによって違うようなので、購入時は要チェックです。

リモコン

設置は非常に簡単です。
HDMIに差して電源を入れ、画面の指示に従うだけ。
セットアップの指示に従って、QRコード経由でスマホアプリを入れ、それを使うことでWi-Fi設定なども自動で同期されます。10〜15分程度で初期設定が完了しました。

NetflixやU-NEXTなどのアプリはインストールが必要ですが、セットアップ中にまとめて導入できます。ただ、セットアップ完了後もダウンロードとインストールが完了していないことがあるので、インストール完了までしばらく待つ必要がありました

使用感など

Fire TV Stickのリモコンでも、テレビの音量調整が可能です。さらに、Fire TVの電源ON/OFFに連動してテレビの電源も入るのは便利でした。Apple TVではできなかったポイントです。

メニュー操作の反応も良く、10年前のApple TVと比べてもストレスを感じません。再生中にカクつくこともなく、動画視聴には十分な性能です。

特に便利だと感じたのが、リモコンのショートカットボタン。ワンボタンでU-NEXTやNetflixを起動できるのは快適です。

音質についても意外な発見がありました。Apple TVでは音量が全体的に小さく、テレビ側のボリュームを上げる必要がありましたが、Fire TVではちょうど良いバランス。

同じコンテンツを再生しても、Fire TVの方が明瞭で聞き取りやすい印象を受けました。このあたりは音声出力のチューニングの違いかもしれません。個人的にはFire TVの音質の方が好みです。

まとめ

3,480円という価格でこの性能は破格です。

「4Kが必要」とか「ゲームもしたい」というニーズには合わないかもしれませんが、HDテレビで動画配信サービスを快適に楽しみたい人には最適なコスパ機種だと思います。

Amazonでは定期的にセールで値下げされているので、安くなったタイミングを狙って購入するのがおすすめです。(私も「プライム感謝祭先行セール」で購入しました。)

総評:コスパ最強の動画再生デバイス(HD環境向け)
  • 操作レスポンス:◎
  • 音質:◎(Apple TVより聞き取りやすい)
  • 設置のしやすさ:◎
  • コスパ:★★★★★

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ある/Aru
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ファイナンシャル・プランナー(CFP®)/ 博士(情報工学)
2023年5月に54歳で早期退職。自分の時間ができたのでブログを開設。本職はITエンジニア(専門はデータ分析・機械学習)だが、ファイナンシャル・プランナー(CFP®)資格も保有し活動中。投資歴は20年以上。
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